風俗嬢MのひとりぼっちLife

風俗嬢になって 6年!27歳になった私の風俗嬢ひとりぼっちLife書きます!この仕事を通して現代男性の悩みなど、風俗嬢が幸せに生きていくために、借金をしたことやホスト脱出したこと、詐欺に引っかかったことなど書きますね

叶わない恋。あのひとががすきだった。part1

私は、
生まれて
小さな時


セーラームーン
好きだった


セーラームーン
好きで
将来の夢は
セーラームーン


幼稚園でも
大人になったら
セーラームーンになるの!


そう言っていた


幼稚園の
友達は、セーラームーン
なんてなれないよ!


そう言われていたけど


毎回泣きながら
セーラームーンになるねん


そう言ってた


幼稚園の2年間
ずっとそう言い続けた


小学校に入り

その時にはもう
分かったいたけど


私は、一生セーラームーン
ファンでいたいって思ってた



だけど、
セーラームーンのシール
あげる

セーラームーンなんか
ださー!


そう言われてた




ある日、
小学校2年生に
なった私は


ある、ドラマを観た


俳優Fさんの主演ドラマ


その人に恋をした



声があまりにも
好きすぎた




その日から
夜は早く寝かされるから

ビデオに
録画して出ている番組は


昼間に観ていた




いつの間にか
私は、この人と結婚したいと

思っていた



将来は俳優Fさんの
お嫁さん!!



セーラームーンになれない私の
ひとつの支えになった



結婚したい人とは
ずっと思ってたら



絶対
結婚できるんやで




そう
おばあちゃんに言われ

私は、本当に信じきっていた




毎日、友達といるより
俳優Fさんの
ドラマを観ていた



クラスでは
どんどん孤立していった


いじめられて
菌扱いもされたけど


だけど
俳優Fさんが好きな事が
支えになっていた




小学校は
6年間イジメなどで

結局卒業してしまって
終わった






中学に入り

私は、完全不登校になった



毎日のように
TVを観ていた



だが、
友達もできたことのない

私には

もう
この世なんか
いらないと

思うくらいに


あの人しか
見えなかった



どんなに
学校に行けと
親に殴られても


私はテコでも
学校には行かなくなっていた




友達なんて
できたことない


さいしいけど

俳優Fさんが私にはいる



もう中学生にも
なるから


俳優Fさんと
結婚したいの!

なんて親に言えない





私は、
ある日、暇だったので


パソコンを
開いた




そして



チャットを
しだした



好きな芸能人だれ?

そういう会話だった




私は、
なぜかいきなり

私は、俳優Fさんが好きで
結婚したいと

思ってる!



そう書くと




しばらく
するとプライベートチャットが
きた




X x x:はじめまして

私:はじめまして!

Xxx:なんで俳優Fとの結婚なの?

私:え。

Xxx:ごめんごめん。傷つけたいわけじゃないよ

私: えっとね

Xxx:ゆっくりでいいよ


私:あのね

Xxx:うんうん

私:実は、〇〇物語を観ていたときに

Xxx: うんうん

私:初めて見たんだけど、一目惚れしたんです

Xxx:そうなんだ

Xxx:で、会えたことある?

私:。。。ない。

Xxx:会いに行ったら?

私:どうやって??

Xxx:会えるでしょ?

私:え?

Xxx:そんなに自信あるなら会える!


私:いまは会いたくない

Xxx:え?なんで?

私:子供だから

Xxx:子供のどこがいけないの?

私:まだ結婚できる年齢ぢゃないから

Xxx:会ったら結婚の約束してくれるよ!きっと

私:えー

Xxx:大丈夫!


この男の人とは
今日から

毎日
話をして

毎日連絡を取り合った



時間の余す限り
話をした


ある日


Xxx:俺、これから忙しくなるんだ

私:え?嫌だよ喋れないの

Xxx:じつは、俺、俳優Fなんだ

私:へ?うそだよ

Xxx:嘘だと思うなら2年後僕の映画がでる

私:え?

Xxx:それ出たらホントって思うでしょ?

Xxx:俺は忙しいから迎えに行けない

私:え?え?私と結婚して!!

Xxx:恋愛は?

私:したい

Xxx:俺のところにおいでよ

私:どうやって?

Xxx:考えてみて。そうしたら迎えに行ってあげる

Xxx:ぢゃあ俺はいそがしくなるから、いつか

Xxx:会える時をまってるよ!芸能界で!さよなら
ただしリミットは20歳までだよ


そうして
俳優Fは、いなくなりIDまでなくなった


私は、たくさん泣いた


たくさん泣いて


なんで近くにいけないんだろう


そう思った


俳優Fには
学校も行って高校までは
卒業するようにまでも
説得されていたので


なんで?

なんで迎えに来てくれないの?


そう思った

1日泣いて


だけど、

会いたい!

そう思う気持ちは消えない


だから
中学の勉強もし
オーディションをうけまくった


ただ
どれも
書類落ち



高校に
進んでもなかなか
受かることは

なかった


その頃2年経ち
本当に映画が始まった



高校を
卒業してから



私は、東京に住み始めた


一人暮らしだ


バイトをしながら、写真を取って
モデルの事務所へ送ったり
なにも返答はない



もう
リミットは
1年半になっていた



私は焦った


ホントに焦っていた



焦って
狂った私は


大手レコード会社に
行き、受付で


私は、芸能界にはいりたいんです!

そう言い
ずっと
その場をはなれなかった


2時間したら
受付の女性が

付箋をくれ
この電話番号で相談してみて

そう言い


付箋をもらって帰った

その後、
帰って
電話をかけてみると


現在この番号はつかわれておりません



いっぱい泣けた


この世の中は
こんなに辛いものかと思った



そのままわたしは

何を考えたのか
パジャマのまま

走り出した



何も考えず走り出した



〇〇プロダクション
俳優Fがいる事務所



あそこにいけば
会えるでしょ!そう思ってしまった




自動ドアを開けて
入っていこうとすると

会社の人間に止められた


何人もの人に掴まれて
泣きながら言葉も分からず叫んだ



それから
警察につかまって
連れていかれた


私は、
警察から

何も言われないまま
家にパトカーで送られ帰った

泣けて泣けて仕方ない
鼻水まででた


いつになったら会えるの?
ねえ、ねえ



そう心で叫んだ




毎日毎日
わたしは、家にこもった



ある日、
わたしは、
エキストラとして

番組の見学員の仕事をした



その日は
なぜか私は

パジャマできていた

ピンクのパジャマ
撮影が始まると


私は、走った!


カメラの近くにいき

持ってきた
ファンシーなビニールシートをしき
その上でオニギリをくわえた


これは、
精一杯面白い事をして


観てもらいたい
一心だった



だけど、
ADに引っ張られ


とうとう
追い出されてしまった



私は、
もう

こんなことばかりしていたので
どこのオーディションも
受け入れてくれなくなった

私は
もう、どこえも行くところはなかった



20歳の誕生日


この日、
私は俳優Fの舞台に行った


内容なんて
頭に入っていない



ただ

最後!


幕がしまる前に
持ってきた

花束を投げた