風俗嬢からホスト依存へpart5(鬱気味風俗嬢Mの今夜も眠れない)

風俗店を辞めたあと

新しい風俗店に働きに行くことに
なった

場所も
堺東から日本橋へと
移動した

日本橋の店では

客がなかなか
つかなかった

待機場所も
堺東よりもずいぶん
人数が多く待機場所は3つ

そして
一部屋に10人以上も女の子がいた

こんなに多かったら
付くわけない辞めたいとも思っていたが

だいぶ
大柄な女の子も多く

細身の私は
まだ期待が持てると少し思っていた

このころ
入った店では

写メ日記という

スマホで女の子のブログを書かされるお店だった

それも
とてもめんどくさかったので
私はお店のスタッフに言われた時だけ
やったりやらなかったり

していた

だけど、
安定的に5万円などという金額は
もらえなかった

むしろ
坊主の日でさえあった

その頃
私は、ちょっとでもホストに行きたくて

家に帰らず
店に泊まり込むようになってきた

お店にいる
大柄な女の子達は

仕事のできない
私の事を馬鹿にしだし

横になると

仕事もしてないのに
寝てばかりいんな！

そう、何人も言ってきた

泊まり込みで仕事していた店は
24時間営業なので

明け方など
女の子はほとんどいなかったので

その時間帯は酔った客の相手をしていたので
フィニッシュできようができまいが

あんまり関係のない客なので

うまく
給料をもらっていた

そして
女の子たちがきだした頃に

仕事を途中抜けして
ホストにちょいちょい

週に何度も通うようになっていた

ココ最近
前のホストが飛んで(勝手に辞める)

新しいホストになったのだが
前から気になっていたホストなのだ

そのホストは
高校を愛知で行っていて

いろんな話が合う

そして
なにより
私を気持ちよくもてなしてくれ

盛り上げてくれ

恋愛感情をいだきだした

毎日LINEも来るし

会いたい会いたいと言ってくれて
なんでも相談に乗ってくれた

ある時、
そのホストがバースデーのイベント前になっていた

その頃は
そのホストは忙しく

LINEもなかなか
返してくれなくなり

バースデーは絶対来てな！

それを、連呼する

ある日飲みに行っていた時

少し一緒に私のテーブルで飲み

それから他の女の子のところばかりいき

1時間たっても
2時間たっても

かえってこない

痺れを切らした私は

持っているお金を
テーブルにおき
でていった

すると
すぐ電話がかかってきて

戻ってきてー！

そう言われた

私は説得されてまた放置されたくないから
話があるなら
外でして！

そう言って電話を切った

店の前に戻ると

キレ口調で他のホストに抱えられながら

酔った状態で

でてきた

いまにも殴りかかりそうな
雰囲気で

私の前に寄ってきた

私は、殴られるんぢゃないかと

怖かった

ホストは
先輩大丈夫ですと言うと

ぜってぇお前殴るなよ
と言い残し

先輩ホストは
その場を去った

ホストは
ちょっと来てと

階段の方へ私を連れていった

階段に連れられる途中も
殴られると私は思っていたので

怖かった

階段に行くと

地面に座り
本当に申し訳ありませんでした

そう言いながら
両手に手をついて
土下座をしだした

いま、
大変でな
ホストの人数も足らへんし
来てもすぐ辞めてしまう
俺は副主任だから
新人ホストの世話もしなきゃいけない

しかも
俺のバースデーも
なかなかアフターをして
来てもらうのに必死

俺にはお前しかおらんねん

そう言うと
私にソフトキスをした

私は
この人を守らなければならない
そう思い

また、
キスをし返した

しばらく

一緒にいてから

俺はもう行かなきゃあかんわ

私は

うん。わかった

バースデーまでにお金貯めてまた来るね

そう言って私は別れた

その後
たくさんのお金を風俗でかせぎ

シャンパンをバースデーで
たくさんあけた

私は
どんどんホストに
狂っていく