再び閉鎖病棟へpart9(鬱気味風俗嬢Mの今夜も眠れない)
11月に話がなっていたが
いったん
夏に戻る。
夏には
蝉がジージーなっていた
私は、
父親と
自己破産について
話しをして
法テラスというところに
頼んで
私の自己破産について
話をすすめていっていた
私は、
母親に連れられて話だけでも聞きに行こうと
司法書士事務所に向かっていた
司法書士事務所へ行くと
いままでの
経緯について
どうだったかと
いうこと
どうして借金になったのか
聞かれた
23歳の女の子に奴隷のように扱われ
お金を吸い取られて
お金を返すことができなかった
そう言いました
そして
訴えてお金を返してもらいたいと
訴えました
すると司法書士事務所の方は
うーん難しいですね
実は、夜の仕事というのは
お給料というものは
払われたか支払われてないのかは
確かではなくて
証拠もないんですよ
だからあなたがその店に在籍していたことすら
ごまかされると
思います
しかも
その女性の本名、住所など知っていますか?
それがないと
訴えることもできないのです
そう言われて
自己破産を促された
一点張りで
自己破産をさけた
最終その日には決断はでず
司法書士事務所から母親と帰ろうとした
すると電話が鳴り
近くにいるからと車で家まで送ってくれることになった
私は、車の中でずっと泣いていた
私は、騙された側なのに
こんなめになんで合わなきゃいけないんだ
そう思った
家に着くと
父親が
あんな、この世の中には
荒手の詐欺師なんていっぱいいるねん
そんで、弱みに漬け込んで
お金を引き出そうとする人たちが
いっぱいおる
だけど、お前は弱いし世の中がまだまだわからない部分がある
いまのままだとカモになってしまう
そう言って説得してきた
スマホは、落ち着いたら買ったあげるから
いまのうちに自己破産しよう
なっ!
そして
泣いていたら
父親はそっと頭をなでてくれた
家から
自己破産すると
宣言の電話を入れて
自己破産をすることになった